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【バラ企画スタート】渡辺邸のバラを見学!
全5回シリーズ企画、バラの魅力をもっと広めるプロジェクト
この企画の目標はバラに興味を持ってもらうこと。育ててみたいと思ってもらうこと。
そして実際にバラを購入してもらうことです。
「バラはきれいなんだけど手を出すにはハードルが高いなぁ」と感じる方が多いので、バラの魅力的を伝え、もっとたくさんの方にバラのある生活を楽しんでもらたいと思っています。
バラの魅力は
数多くの品種があり、それぞれの品種ごとに多種多様な花の色や形、香りが楽しめます。
またバラには木立性・つる性・半つる性と大きく分けて3つの種類があり「バラのある景色をどう作りたいか」によって選ぶことができます。
例えば広い範囲にバラの花をたくさん咲かせたいとか、一か所だけにバラを咲かせたいなど、希望の景色が作りやすいところも魅力の1つでしょう。
第1回目の今回はベテランガーデナーさんのお庭を見学する!
またどのようにバラを育てているのかを初心者目線で聞いてきました。
記事の後半ではおすすめの品種もご紹介しますので最後まで読んでくださるとうれしいです!
動画でも公開されていますのでぜひ実際のバラやお庭の様子をチェックしてみてくださいね!
バラの基本的な特徴を紹介!
(バラ開花時期の渡辺邸)
バラには大きく分けて3つのタイプがあります。
- 低めの樹木のような木立性
- ルが数メートルも伸びていくツル性
- 木立性より柔らかいがツル性ほど伸びない半ツル性
またツルや枝、茎にトゲがあるのがバラの有名な特徴です。しかし実はトゲがない品種もバラにはあります!
小さい子供がいるからトゲは困るという方もいらっしゃると思いますが、トゲがないバラは栽培のハードルが下がるのではないでしょうか。
そして花びらの枚数や色には本当にたくさんの種類があります。
1つの花に花びらが5枚付く品種もあれば何十枚と花びらがつく品種もあります。
花の咲き方も品種によって違い、1本の茎に1つだけ花が咲く品種、1本の茎にいくつも花が咲く品種があります。
このようにバラには本当にたくさん品種があるので気に入るバラがきっと見つかると思いますよ!
訪問したガーデナーさんの紹介とその庭の特徴について
今回訪問したのはオープンガーデンをしているガーデナー渡辺さんのお庭。
時期はまだバラの花が満開になる前、葉の多い4月の終わりです。
渡辺さんはたくさんのバラを庭のいたるところで育てています。バラだけでなくほかにもたくさんの植物が植えられています。
バラの足元に黒軸のアジサイなどほかの植物を植えることでバラの周囲も一つの景色として素敵になるよう工夫しているそうです。
またいくつものオベリスク(塔型のオブジェ)やガーデナー憧れの「ウィッチフォード」のプレート、バラを誘引するアーチや置物なども飾られています。
渡辺さんが使っているオブジェはアルミやアイアン製、木製がありました。「アルミやアイアンももちろん素敵だけど、木製は頑丈でないかもしれないけど柔らかさがあっていい」と渡辺さん。
たしかに木製には金属にはないあたたかみがありバラとの相性も抜群です。そして渡辺さんは、植物だけではごちゃごちゃしてしまうためオブジェは絶対必要だとおっしゃっていました。
(渡辺さんおすすめの木製オベリスクはこちらのお店のものだそうです↓
ガーデンクラフト リブさん : https://www.gardencraft-lib.com/)
ガーデナー渡辺さんの具体的なバラの栽培方法とは
(渡辺邸の「マイローズ」)
渡辺さんは鉢植えのバラには水やりを定期的にしていて2月ごろには活力剤をあげているそうです。
しかし地植えのバラにはほとんど水やりをしていないそうです。最近は雨が多いのでほぼ雨だけで育っているとのこと。
そしてきれいに見せるために花ガラはちゃんと摘んでいらっしゃるそうです。
花ガラを摘むのは大変な作業ですがバラ栽培には必要なことだとおっしゃっていました。
またバラだけではないですが、植物を植えるのに女性一人だと土を掘り起こすのが大変だけれどレンガを囲うように積んでいき、中に土を入れると地面を掘るよりも楽に植えられるそうです。
このような地面からレンガやブロックを積み上げて、地面より上に作った畑を「レイズドベッド」と言います。
(レイズドベッド)
実際渡辺さんのお庭にはたくさんのレイズドベッドがありました。地面から高さが出ることで見た目にも変化があっておもしろいです。
お庭があると必ず直面する問題の雑草については、「もちろん生えてくるけれどこれだけたくさんの植物がびっしり植えられていると隙間の雑草は取り切れないのである程度取ってよしとしている」とのことです。
バラ栽培の注意点として撮影日のおよそ1か月前、3月ごろはまだ花が咲いていないのでバランスがよくわからずつい隙間を埋めてしまうことがあるそうです。
でもそれは植えすぎになってしまい蒸れてしまったりするので失敗につながりやすいとのことでした。
渡辺さんのお庭から選ぶツルバラ3選
では渡辺さんのお庭にあるバラの中で強くて良く伸びるバラを3つご紹介しますね。
① アプリコットクレパスキュール
アプリコットクレパスキュールは花の形がとても美しく、優雅で上品に見えます。
色は薄いオレンジ色で優しく主張をしすぎることがないので、周りの植物や景色とも合わせやすいでしょう。
育ちがよく範囲を広げやすいですし、花もちがいい点も初心者向きでおすすめです。
② フロレンティーナ
真っ赤な花がゴージャスなバラ。
木の枝がツル状に這って伸びていくのでパーゴラやフェンスなどに這わせて育てていくと、広い範囲に真っ赤なバラが咲いて美しい景色を作ることができます。
一般的につるバラの足元は木だけになり花が咲かないのですが、渡辺さん宅のフロレンティーナは足元にも花が咲いていてさみしく感じにくかったので、バラ初心者でも周囲の空間をあまり気にせずに楽しめそうです。
③ フランソワ・ジュランビル
フランソワ・ジュランビルはピンク色の花がとてもかわいらしいバラです。
庭に地面とツルを這わせるオブジェがあれば1本植えるだけでも立体感が出るそうです。
あまり難しく考えなくても素敵な空間が作れそうなのでそういう点で初心者におすすめです。
そして育ちが旺盛でツルもよく伸びるのでパーゴラや屋根などの広い範囲に這わせらます。一面にバラが咲き誇る模様は圧巻。
バラで広い範囲を飾りたい方にもおすすめですよ。
バラの魅力を広めるプロジェクト第1回目も終盤となりました。
この記事でバラを育ててみたくなったという方いらっしゃいますでしょうか?
このバラ特集企画は全5回のシリーズで予定しています。
次回は「満開のバラ!5月10日の渡辺邸」です。
今回は開花していなかったバラの紹介やガーデナー渡辺さんがお庭づくりで気を付けているポイントなど教えていただきます。
バラ栽培を始めよう!と思い立った方、ぜひ次回の植え付けポイントを参考に一緒に植えていきましょう!
壁面をバラでいっぱいにしてきれいに飾りたいけどむずかしそうだなぁと思っている方もまだたくさんいらっしゃると思います。
しかしバラにはツル性のもの以外にも木立性の樹木型の品種もあります。
まずは木立性であまり伸びない品種で美しいバラの花を育ててみるのもいいですよね。気になった方はこの機会にバラ栽培を始めてみましょう!
またバラで飾った庭をまずは見たい・バラについて聞きたいことがあるという方は、【エール(オープンガーデン豊橋)】へ問い合わせし、見学や質問をしてみましょう!
“現在オープンガーデン2023の情報公開中
お問い合わせは各SNSのダイレクトメッセージで、もしくは豊橋みどりの協会のpdfパンフレットをご覧いただき、直接個人に問い合わせて下さい。“
“ダイレクトメッセージは2・3日以内の返信を心がけておりますが、ボランティア運営のため返信が遅くなることがあるかもしれません。どうぞ暖かい目でみていただけたらと思います。 エール(オープンガーデン豊橋)より引用
エールのHPに ようこそ!
ガーデンガーデンでも5月はたくさんのバラ苗(開花株)を見ることもできますのでぜひご来店くださいね。
今回はバラの基本情報・ガーデナーさんのバラ栽培方法・おすすめ品種3選などご紹介しました、第2回もお楽しみに!