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2026年2月『いちじくスクール』レポート

2月21日(土)、蒲郡市にある**マルシンファーム**さんのご協力のもと、イチジクスクール第7期の講習会を開催いたしました。
本スクールは、ガーデンガーデン × マルシンファーム の共同開催。
実際の圃場で、実際の木を使いながら、
イチジクの栽培・管理・剪定技術を体系的に学んでいきます。
参加者の皆さんもさまざまです。
✔ イチジクは育てたことがないけれど大好きな方
✔ 自宅で育ててみたい方
✔ 将来イチジクで農業をしてみたい方
初心者の方から、本格的に学びたい方まで。
毎月、オリジナルの栽培テキスト冊子をお渡ししているため、初めての方でも段階的に理解できる内容になっています。
第7期も、いよいよ春へ向けて本格始動です。

まだ剪定していないイチジクの木。
よく見ると、昨年実がついていた枝がそのまま残っています。
イチジクは、枝を切らないと実が付かない。
実をつけた枝は、そのままにしておくと小さい実しか収穫できません。
ここから
✔ 昨年の枝を確認
✔ どこで切るかを判断
という流れで剪定していきます。
“ただ切る”のではなく、「来年どう育てたいか」を考えながら切るのがイチジク剪定のポイントです。

いよいよ剪定スタート。昨年伸びた枝を整理していきます。
今回のポイントは――
👉 昨年伸びた枝の「節」を数えること。
今回は3節残して、4節目の下でカット。
節(ふし)から新しい芽が動き出し、そこに今年の実がついていきます。
もちろん、もっと短く切っても問題ありません。
大切なのは、
✔ 芽の向き
✔ 枝の混み具合
✔ 来年の樹の形
をイメージして切ること。

剪定後の大切なひと手間。オーナーの酒井さんが、切り口に トップジンMペースト を丁寧に塗っています。
枝を切ったあとの切り口は、いわば“傷口”。そのままにしておくと…
✔ 枯れ込み
✔ 病気の侵入
✔ 害虫の侵入
といったトラブルの原因になります。
だからこそ、癒合剤(ゆごうざい)でしっかり保護。
大きな枝ほど、塗布は必須です。「切ったら終わり」ではなく、切った後を守ることまでが剪定。
こうした細かな積み重ねが、春以降の健全な生育につながります。

参加者の皆さんで、一本一本確認しながらの剪定作業。
ここで切って大丈夫かな?」「この芽は残しますか?」
そんな声をかけ合いながら、せいぞろいで枝の位置を確認しています。
イチジク剪定は、
✔ 節を数える
✔ 芽の向きを見る
✔ 樹全体のバランスを考える
この3つが基本。
一人でやると迷ってしまう作業も、みんなで確認すると理解が深まります。
実際にノコギリを持ち、自分の手で切ることで“感覚”が身につきます。

ここはとても大切なポイント。「木の高さをそろえましょう」という場面です。
イチジクは一軸(主枝)仕立ての場合、 高い位置に栄養が集まりやすい性質があります。
そのままにしておくと、上ばかりが勢いよく伸び、下の枝が弱くなってしまいます。そこで、
✔ 切り戻す位置を確認
✔ 全体の高さをそろえる
剪定は「どの枝を残すか」だけでなく、“高さをそろえること”も重要な技術。
こうすることで、樹全体にバランスよく栄養が回り、実付きも安定していきます。
イチジクは、形を整えることで収量が変わる果樹です。

こちらは、今回剪定した枝。品種は バナーネ(白イチジク)。
一見「ただの切った枝」に見えますが、実はこれ――
👉 立派な“苗木のもと”になります。
イチジクは挿し木がとても成功しやすい果樹。この枝を使って、3月の講習会では実際に土に挿し、
✔ 来年
✔ 再来年
に実をつけるための苗づくりを行います。

こちらは剪定前の状態。まだ手を入れていない、一文字仕立てのイチジクです。
昨年伸びた枝がすべて残っており、一見すると「たくさん枝があって元気そう」に見えます。
ですがこのままだと――実が付きません。。

こちらが剪定後の姿。枝を整理し、高さをそろえ、必要な節だけを残しました。
切り口には、オレンジ色のトップジンMペースト をしっかり塗布。
ここまで思い切って剪定します。
初心者の方は「切りすぎでは?」と感じる方も多いですが、イチジクは切らないと実らない植物。
Beforeと比べると一目瞭然。
剪定は“減らす作業”ではなく、“実りを増やすための準備”です。

そして来月、3月の講習会では――2月に剪定した枝を使って、穂木として挿し木を行います。
イチジクの挿し木は、3月中に行うのがベストタイミング。
休眠明け直前のこの時期に挿すことで、発根しやすく、安定した苗づくりができます。
📅 次回 いちじくスクール
3月14日(土)開催予定
※スポット受講も大歓迎です。
イチジクをこれから育ててみたい方も、もっと深く学びたい方も。
一緒に、イチジクのある暮らしを始めてみませんか。
お気軽にお問い合わせ・ご相談くださいませ。
